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ひとりごとの人生案内

温厚な義父 乱暴な独り言(11月11日読売 人生案内)

誰にも聞かれていないと思うのか、うちの旦那も早朝から独り言を言う時がある。

これが、日頃は絶対他人に対して言わないだろうな、と思うような暴言大全。

大体、納期が差し迫った時、または仕事でミスった時か、対人関係で躓いた後が多い。

「急ぐ急ぐばっか言いやがって、んじゃテメーがやってみろ!」

「●●くそボケ!!こっちは仕事やってんだっ!テメーと違って暇こいてねぇんだよ!」

最初は寝言にしては過激だな、と思ったのだが、朝から2日以上続くとさすがに心配になり、さりげなく聞いてみたら、

「それで発散してるのだ」

という答えが返ってきた。

それ以上の追及は逆切れされそうだったので、もう尋ねないことにした。

だから野村総一郎先生の「大きな声でストレス解消をしているようにも思える」のもうなずける。

うちの旦那は「仏様のような優しさ」はないかもしれないが、他人様にはそう言って感謝されることが多い。確かに、他の男の人に比べると、棘が少ない。付き合い始めのころ、怒りの感情をどうやって解消するのか不思議だったが、そう言われてみれば独り言がそうなのかもしれない。

父親は、自分が子供のころ、テレビに向かって独り言を言っていた。嫌いなタレントが出てくると、これがもう放送禁止用語やえげつない差別語のオンパレード。70年代でも子供心にいかがなものかと思ったことがある。だから結婚相手は絶対にテレビに向かって毒づかない男がいいなと思っていた。

旦那はおとなしくテレビを見るのだが、坊主はうるさい。つか、プロ野球中継を見ていて野次る行為は、独り言の範疇だろうか。あれって、誰でもやってないかな。自分も先頃の日本シリーズでは、巨人のアレに(→これ以上は言いたくない)父親が憑依したのではないかと思うくらいの罵声にも等しい独り言を言い続けた。配偶者から見れば不気味な行為だったかも。

野村先生は回答の締めに、「時の流れが加われば、確実に傷は癒えていくのではないか」としている。

相談者の義父は、過去の金銭トラブルを思い出すと独り言が多くなるそうだ。

確かに、嫌なことを思い出したりすると、(それが本人に直接ぶつけられない場合が多い)思わず出てしまう独り言ってあるのでは。

学期途中の転校って、環境が激変して、身の置き場がなくて、つい独り言を言ってしまう子供がいたりする。それが授業中だったりすると、他の子に気味悪がられたりする場合がある。転校ショックってあるんだと思うが。坊主のクラスにもいる。坊主は幸いにもすぐ慣れたので、なかったらしい。その子はもう何日も続いているみたいで、なんとかしてやれないかなぁ。時の流れがゆっくりしているように感じるなぁ。

つくづく思うけれど、自分にとってブログを書くのって、ひとりごとにも等しい行為なのね。

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