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2013.12.21

団塊スタイル 細野晴臣 岸田繁

現在66歳。
今年から京都精華大学で講座担当。

衰えますね、肉体が。
歩くのが一番かな。
気温の変化に体が慣れるまでに時間がかかるんですよ。
挑戦はしないですね。
好きな音楽を、淡々と続けて行きたい。死ぬまでね、たぶん。

(学園祭に招かれた時は?)
最初は何でも「やるよ~」って、言っちゃうんですよ。
本番近くなって「学生相手に大丈夫かな?」と思うんです。
演奏し終わると落ち込むんです。
今(感想を訊いて)楽しんでもらえてよかった、と。

音楽とのであい
生まれた家の隣が祖父と祖母と息子さんち。
そこに蓄音器があって。SP盤がたくさんあって。
黒くて割れやすい奴です。
なんでもあったんですよ。軍歌とか戦時中の歌謡曲、童謡、ジャズ。
自分で聴いて楽しいのはブギウギ。
自分たちはノンポリだと。
アメリカの動きを誰よりも早く感知してたんですよ。
ヒッピーとか。
一つ聞くとそのつながりを全部聞きだす。
はっぴいえんどで日本語にこだわった理由
あんまりやってなかったから。
みんなコピーは英語。コピーの段階じゃないだろって。
憧れてるカリフォルニアのロックバンドとかは
自分たちのルーツを持ってるんですよ。
だから自分たちのルーツを持たなきゃいけない。
僕とか大瀧詠一君は、本当に音楽人間なんで。
言葉よりリズムなんですね。意味考えずに、意味を無視して
言葉だけで作ってたんですね。
「弁慶がなぎなたを」だったら「弁慶がな、ぎなたを」ってなっちゃう。
それが面白かった。
日本語でも歌でもないって言われて。
あんまりねぇ、人のことを考えなかった。

風吹ジュン:わかります。やりたいことをやるんですよねぇ。
細野:そうなの。
風吹:やりたかったんですよね。それが表現ですよね。
細野:だれにも遠慮することはない。創作の意欲はすごかった。

ソロデビューは20数歳と若いけど。
すごく個人的な流行りで、ちっちゃい頃聴いてたラジオの音楽に
ジャングルサウンドとかね。
なにこれ?って。
マーティン・デニーってミュージシャンが
ハワイに住んでて、そこでトロピカルとアジアが混じったような
或いはジャングルが混じったような音楽を作っていた。
レコード・ラジオで聴いた音楽が自分を変えていった

子どもが無心に砂場で遊んでるような感じですよね。
それを誰かが見てて「いいな、一緒に遊ぼう」って。
当事者の僕たちが一番悩んだのは
「あ、ベース弾かなくても、ベースの音が出るんだ」
ベーシストとしてのアイデンティティはそこで崩壊しましたね。
コンピューターは数値で打ち込むんですが、ひとによって数値が違う。
後で考えると経済のバックアップがあったのかなって。
経済と無縁では生きていけない。
流されていくというより流れて行く感じ。受け身ではなく、
みずから流れて行く。
だらしないんです。元から性格が。
大好きなミュージシャンは今いないんですから。
ビング・クロスビーとかフランク・シナトラとか。
その郷愁感、ノスタルジィがある。
例えば50年代の空気とかが音に反映してる。見えないところまで拾ってる。
その空気が今出せないんですよ。
どう生かすかって言うのが今のテーマ、楽しみ。
過去から未来の中間に生きてるわけで。プロセスの間に居る感覚。
媒介。触媒。
たまたま生まれて触れてきただけであって。
「いいリズムができた」って瞬間があるんですけど
大抵誰かが先にやってる。既に。
遺伝子の中にそれがあって、探って思い出すと、共通の昔の人がやってたって
経験がありますね。いいものはすでに作られてる。



関連記事 徹子の部屋 細野晴臣 2011 参照
       ETV 音楽の軌跡 2011 参照
ここで突然くるりの岸田繁登場
僕たちがデビューする位の時に
「はっぴぃえんど」に似ているとおっしゃる方が多く
知らなかったのでレコード屋行って、洋楽の「H」のとこから探そうとした。
自分がやっていることに大使
「それは大丈夫」と言ってくれるような感じ。
共通言語があったのかもしれない。
自分の思いが音楽になっているかすごく悩んでいたこともあった。
細野さんも同じだったことがあって、すごく感激してらして
(2011年東北ツアーで)温泉に入っていたら後ろに虹が出て。
今度は色っぽい話とか、したいでーす。


もはや団塊の世代だけの番組じゃなくってよ。
70年代、80年代を作ってきた人々を
爺さん婆さん老害と呼んでは失礼だし、彼らは若すぎる。
ま、ひとにもよる。
「不器用ですからね、高倉健さんじゃないけれど。 ぎこちない。」



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