ボクらの時代

2017.05.28

ボクらの時代 町田康×又吉直樹×山下澄人 芥川賞 異文化から来た作家

■芥川賞の反響
山下:さすが芥川賞。突如そうなるかと。びっくりしましたね
町田:具体的には?女性誌のグラビアとか?(笑)
山下:僕の同級生とかがわかってなかったんですよね。僕が小説書いてるって。
又吉:町田さんの時も反響あったんですか
町田:ミュージシャンというのが珍しかった。なんで?ていう疑問ていうか
    半分、怒ってはるんですね(笑)又吉さんの時もそうやと思うんですけど
又吉:なぜ芸人がっていう
町田:理解できないことに対して怒るという。

■異文化から来た作家/なぜやるのか、書くのか
又吉:ミュージシャンやってて小説書いた時に「飛び越える」意識って
町田:いや、共通してるって、僕は勝手に思ってるんですけど
又吉;僕もあまりないんですよね
山下:小説ぐらい書こうやっていう
町田:その問いをもうちょっと深めて、本当の意味は何か
    同じ問いで言うと「なぜ演劇をするのか」ってことになると思うんですよ
    なぜ演芸をするのか、なぜ音楽をするのかってなってきますよね
山下:衝動があると思ったんですよ。
    著したい(あらわしたい=表したい)ことがはっきりあるわけじゃなくて
又吉:中学校頃、なんかそわそわしてませんでした?(笑)
    なんかやりたい、みたいな。
    小学校の時「赤ずきんちゃん」することになって、関西なのに
    劇やるとき急にみんな標準語になるじゃないですか
    あれがすごい恥ずかしくて(笑)全部関西弁に書き直さしてもらって
    父兄にすごいウケて。それが芸人やるきっかけになったんですよね
町田:ウケるっていう感覚。
又吉:普段どうやるのが違和感なのか。なんでみんな笑うのやと
    笑ってもらう気持ちよさみたいな。
町田:演劇ってなんだったんですか
山下:何の考えもなく富良野塾に行ったんです(笑)専門学校ぐらいの。
    その時何が流行ってたか知らなかったんですよね
    「どんな俳優になりたいの」って聞かれて「ブルース・リー」ていうとみんな笑う
    なんやかんや言うて劣等感でしたよね
町田:結構苦難の連続やったんやないですか
山下:そうです。劇団自分らでやってたんすけど、
町田:「ら」ってなんですか?
山下:僕がこんなんやから、集まってくる人たちもよそで全く通用せえへんとか
町田:やっぱ小説って、最終救済装置なんですか(笑)
又吉:そうですね...それはあると思うんですよ

■バイト
町田:バイトとかしながら作家って無限の財産ですね。ネタの宝庫。
山下:ネタの宝庫でしたね
又吉:町田さんもバイトとかされたことあるんですか
町田:バイトしましたよ。僕は割とすぐ染まるタイプなんですよ物事に。
   人の小説でもすぐ影響されて。今書いてるもんがその文体に変わっちゃうんです
   考え方もすぐ乗り移っちゃう。こないだ勉強会で井原西鶴やって
   「世間胸算用」とかそんなのばっか読んでるから単位が変わって。
   なん匁(もんめ)?とか。最初どんなのやったの?
山下:警備員が長かったです
又吉:警備員て、すごくしっかりしてると勝手に思ってる
   夜中散歩してたら、警備員二人がすごく弱った声で「どうする?...」
   何かよからぬことがあったんやな、警備員も人間なんやなと(笑)
山下:逃げてくださいて言われますからね。何かあったら。
町田:戦わなくていい
山下:怪我されたらえらいことですから。
又吉:棒一応持ってますよね
山下:使わないでください、と(笑)
又吉:僕は染まりにくいかも知れない。髪型とか。
    昔坊主やったんですけど、コンビニでバイトした時お客さんに
    「君浮いてるよ」言われたですね(笑)
町田:あんまりそんなん言われないですね。生活のためとか
    簡単に変わるのが楽しかったり恐ろしかったり

■「やりたい」と「合理的」
又吉:町田さんはだいぶ若い頃に音楽でデビューされてますけど
町田:ルールあることとか、かたちがあることをやりたくなかったんですね
    こういうことをするためにはこういう前提があるので、
    こんなルールに従ってください、とか、こんな服着てください、とか
    この時間に必ず来てください、とか、そういうのが嫌だった。
    そうすっと、多分演技もできないし、それ以下みたいなとこ。おそらく
山下:パンクロッカーで売れたいと思ってました?
町田:あまり興味はないですね。例えば仕事をやったとします。収録とか。
    時間とかあまりかけず、パッと1回で終わったらいいわけですよそれは。
    演劇やっててもそうですよね。
    自分のやりたいことはそんなに合理的なことなのかって考えたとき
    あんまりそうでもないな、と。
    こないだスタジオでレコーデイングしたとき、不手際で録れなかった。
    すごい上手く歌えたんです。気持ち的に。
    もう1回と言われて、普通怒るかな、よく自分の心考えてみると
    「あ、もう1回歌えて嬉しいな」って気持ちがあった。
    つまり、歌歌うのが好きでこれやってるわけで
    2回歌えるのが楽しい、自分が。
    小説書いてもそうですね多分。一番原稿料が高いところで
    一番改行多くしてスカスカにして売ったら、一番合理的なわけですよ。
    それで銭が入ってくる。それしたいんかってことなんですよ
    あまりしたくないんですね。だから。割と分かりやすいんですけど
    もうちょっと複雑なことをやるとか。なかなか数字だけでは判断できないこと。

      

■恋愛への興味
又吉:女性は好きなんですけど、苦手意識があって
   好きになっても突き詰めていったとき「なんで好きになったのかな」とか
   この状態のことが好き...(笑)今の状態がお互い好きやと
町田:実は人格ってどこにあるの、とか
又吉:俺は好きやけど、向こうの話聞いてる限り、自分はそんな人間じゃなかったり
    僕文句言ったことないんで
山下:知ってから好き、っていうのが、僕はどっかでインチキじゃないかって
町田:共通の理解で
山下:「あなたのことよくわかってる」前提っていうのか
町田:又吉さんは著名な人だから、全然知らない人に好きだとか言われたり
    しませんか?全く会ったことも口きいたこともない人に
又吉:そうですね、あります
町田:面識ない人に好きだって言われて困りません?は、何を?っていう
    それってあまり特殊なことじゃない気がするんですよね
    普通の恋愛ってそんなもんじゃないかなって
    全く心当たりがない部分を言われてる気がする。
又吉:本当のあなたは優しいのに(笑)なぜそんなことを言うの?って言われて
町田:そんなん言うたかみたいな(笑)
山下:前提問答

■感情
町田:怒ったらどうなるんですか
又吉:怒ったら多分気持ち悪いと思う(笑)
    殴ったことないからこのへん(手首)で殴ると思う
    恋愛と結婚て違うんですか
町田:結婚してますか
山下:はい。僕は長いです。25年経ってる
町田:恋愛で25年?
山下:なんの盛り上がりもなかったな。知り合いと勘違いするぐらい
   「見た感じ」感があった。後で聞けばどっちもでしたけど
町田:不思議な話ですね
山下:で、行きがかり上だから。いつ籍入れたかどっちも覚えてなかった
町田:仲人とかも
山下:そんなんもちろんいないし
又吉:全力で結婚しようと思ってしまってるから喜ばへんとか
町田:温度差、たぶん
又吉:サッカーの試合でも負けると泣いてしまうけど、誰も泣いてへん
    監督とかも「ど、どうしたお前?」 僕が変な奴みたいに
    そもそも試合ってそんなもんやと僕は思ってたんで
    ガーッといっちゃうタイプなんですね「結婚するぞ」
    その子のために色々気合いが入ってしまう
    どっちかっていうと、神さんおらんけど神社だけ建ててる
    考え方間違ってんねや思うけど
町田:180度違ってる
山下:そうすか
又吉:山下さんみたいな「あっ」みたいな瞬間が訪れるの待ってんです(笑)  

2017.05.21

ボクらの時代 樹木希林×橋爪功×小林稔侍

小林:ハシモトさん
橋爪:コイツ、俺のこと今でもハシモトさんて言うんですよ
樹木:役でね?
橋爪:役じゃないの、ただ間違うだけなの。橋爪て言えなくて
樹木:稔侍さん私と夫婦やって(NHK朝ドラ:はね駒)
    なかなかいい役者でしょ?橋爪くん
小林:任しときゃいいから
樹木:いい男でしょ、稔侍さん
橋爪:稔侍は、自分のこと二枚目だと思ってる昔から。超二枚目。
    だから伏し目がちがどうも好きらしい
樹木:そいで口はあまり開かないでしゃべるの
小林:開くと、覚えたてのセリフ忘れちゃうからさ(笑)
橋爪:もちろんイイ男だよ。それほど二枚目じゃない。ただ思うんだけど
    人柄がいいんだろうね。すごく愛されるの。
    今の山田洋次監督も、現場ではクソバカって呼んでるの稔侍さんのこと。な?
小林:(笑)早く終わらねえかな
橋爪:撮影所入った時から「早く終わらねえかな」言ってんの
    俺告げ口してやったの監督に。そんなに現場で馬鹿だって言ってるくせに
    終わると「稔侍、うち来いよ」メシ喰わせんだ。俺は決して呼ばれない。
    監督と家近いだろ?でも呼ばれたことない。

樹木:どんな話してんの?監督と
小林:何もしないですよ
橋爪:むこうがしゃべってんの?何もしないわけにいかないだろ
樹木:ただ...ご飯食べてるんだ
(樹木希林が渡したハンカチで拭って橋爪功のポケットに突っ込む小林稔侍)
橋爪:俺のポケットに入れんなよ
樹木:こういう関係なんだ、いいねえ~

20歳の時には一軒家を持ってた樹木希林。

樹木:ケンカっぱやいの私。この業界でこんなにやってられるって思ってなかったのよ。
    ハナっから抹殺されると思ってたから。
    食いっぱぐれのないことは自分でしとこうと
小林:ご一緒さしてもらって、おっかさんよくケンカするんだよ、怒るんだよ。
    一番すごかったのはマイクに向かって、ブースにいる監督に
    「バカヤロー!六本木界隈来るんじゃないよ!殺してやるからね!」(笑)
    冗談で言ってんじゃないんだよ。これはすごかったね

樹木:そんなこと言ってた?
小林:大道具で使ってた材木持ち上げてドーン
橋爪:女高倉健
樹木:忘れちゃうってどういうことだろ
小林:それは最高に頑張った作品なんだよね、みんなが。
    数々ある同じシリーズでも
橋爪:むしろ責任感なんだよな。俳優って現場入るときある種興奮状態になるから
    気に食わない時って今でもあるもんな。
    例えば相手役の人がね、たまにはとんでもない人も来るわけ
    困ったなと思ってるわけさ。でもちゃんと仕上げなきゃなんない
樹木:杉村春子さんが昔
    「性格なんて悪くたってなんだって構やしないのよ!
     お芝居の下手な人って大っ嫌い!!」(笑)
    私その時は、変なこと言うなって思ってたのね。
    だけどだんだん役者やってくると、自分のこと棚に上げて、ほんとに
    その言葉いいなって思うことあるわね
橋爪:あの当時から映画のバイプレイヤーの人って芝居上手かったよな~
    ほっといたら埋もれそうな人間を拾い上げて演じるのが大好きだった
樹木:私もそう言う意味ではスターになれない。ね
    あなたもよく東映ニューフェイスになれましたね。スターになろうと?
小林:いやっ、僕は結婚する時、女房に「何も夢は持たないでくれ」言ったの
    とりあえず1日3回の飯は食わせるけど、それ以上夢は持たないでくれと
    ギャングA、Bの役とか、撃たれて落ちる。それに集中してやってきたんですよ
    だから未だにそれがずっと続いてるんです。
    志が低いっちゃそれまでですけど、こういう俳優像を作っていくとか
    僕は全くないんですよ。食えればいいというね。お恥ずかしい話だけど

橋爪:なんで俺(の膝)を叩くんだよ

樹木:応募する気にならないもんね。当時の役者は美男美女が定説だった
    鏡見ちゃ、あ~もうこりゃダメだっていう
小林:願書出すとき、東映ニューフェイス募集って書かなきゃいけない
    住んでるところから出せなくて、隣町の駅のポストから出した
    郵便局の人たち知らないじゃないですか。恥ずかしい気持ちがあったから
橋爪:恥ずかしくても、受けようという気持ちがあったんだろ?
小林:何とかして東京に行こうと。おれ、お山の向こうはなにかしらって。
    出てったことないんですから。(映画は)小学6年まではよく見た。
樹木:橋爪さんはなんで文学座受けたの?
橋爪:行くとこなかったから。行こうとは思わなかったけど、
    なんとなく文化の匂いがするじゃない。いよいよ行くとこなくなって
    毎日新聞か何かに記事が出たんだよ
    「文学座が10年ぶりに研究生を募集します」って
樹木:戦後初めてって感じだったね。あたしも行くとこなくって。
    ニューフェイスって選択肢は?
橋爪:ないよ。体はちっさいし、顔もたいしたことない
樹木:それはわかってたんだ。じゃ、一緒だね(笑)
    みんな同じ時代に役者になって、それも大した志もなくて
    行きがかり上なって、何十年かたってボクらの時代ていうのに出てるわけよ

橋爪:いいんですか俺達で
樹木:面白くない時はテロップで「こんな事を話そうとしている」(笑)出るんじゃない?

樹木希林は孫の内田伽羅を
「ホームビデオがうまく撮れないから」という理由で映画のオーディションに。
本人は役者より数学が好きなのだそう

小林:フィクション好きがいいことだなと。現実逃避みたいなとこがあるからね。
    面白いほうに育っていく。

橋爪功の妻は、6~7年前から脚本を書いている
橋爪:若い頃に俺と結婚しちゃってその才能を潰しちゃったんだ  

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2017.05.14

ボクらの時代 リリーフランキー×郷ひろみ×テリー伊藤 樹木希林、パジャマの話

リリー:僕は恐縮なのは、お二人の作品を見て人格形成や趣味形成を。
テリー:どういう関係なんですか?
郷:テリーさんとはヤミツキでね、。
テリー:結構面白かったね
郷:リリーさんとはテレビの番組でね。
リリー:郷さんの音楽は小学生の時からずっと聴いてて。
    大学受験の2日前には東京に行ってなきゃなんないのに
    残ってコンサートを見に行ったぐらい。「裸のビーナス」あたりから
    うわ、この人はちょっと違うという意識があって。
    僕が高校生の頃は「哀愁ヒーローPart2」 真似してパーマかけたり。
テリー:成功しました?
リリー:あんまうまくいかなかった(笑)やっぱ九州の美容室だと伝わんなかったみたい。
    ジャングルの感じが(笑)
哀愁ヒーロー  動画

■樹木希林、内田裕也の話
リリー:ムーを見たときの衝撃。面白いことをするカッコいい人がいるのもショックだった。
郷:鍛えられましたよ。(樹木希林に)初めてお会いした時僕は21。
  笑いのシーンからだったんですよ。
  「笑うのが一番難しいのよ、ひろみちゃん。あなたは本気で笑ってない。
  泣くのは簡単なのよ。ウワーンて泣けばいい。笑うのはほんとに難しい。
  心から笑ってごらん」強烈でしたよ。

リリー:一番笑えないアドバイスだったんですね(笑) 
テリー:樹木希林さんてロッカーですよね。裕也さんの100倍ぐらいワルだと思う。
    常に反体制的な匂いを漂わしてる。
リリー:裕也さんとか希林さんとか、:常にアナーキーな人に思われるけど
    すごく気遣いのある
郷:実はそうなんですよね。あたたかい人なんですよね。
リリー:居酒屋で食事さしてもらった時に、裕也さん「みんな飲んだか、そこ下げろ」
    ずーっとおっしゃってるんですよ。「気遣いされる方なんですね」言ったら
    「あのねリリーさん、人間気がつかなくなったら終わりだ」(笑)
    俺そんとき、ロックンロールの和訳を聞いたような気がした。

■それぞれの視点
  
郷:物の見方が、本当に違うところからご覧になるなというのがお二人の印象。
リリー:そうなんですかね。例えばテリーさんの番組見てて
    作ってる側に対する憧れだったり、ひろみさんがいろんなことやられたり
    なんか真正面じゃないものの見方ってかっこいいんだな、って
    子供の時から思わされてきたんだと。
郷:多方面からっていうのかな
テリー:いい面と悪い面がある。モノを斜めから見るって、健康的じゃない。
    いま世の中の人って、実は世の中を斜めに見る人がすごく増えている。
    さめた目で見たり、斜めに見ることが主流になっちゃって
    真正面から見る人が少なくなっちゃうと、
    「あれっ、でもそっち側があるから、僕らが言ってる事がエスプリが効いてたのに
    みんながそっちに行っちゃうと主流はあどっちだよ」みたいな
    普通のことが基本にないと。
■特注パジャマ、ハミガキの話
リリー:でもどっか斜めに見ること、横道から見ることが何かしら視点として
     面白いけど脆弱な部分がありますよね
     郷さんて、すごく真正面からものを見るじゃないですか
     こないだパジャマの話を聞いて。パジャマを買われてるホテルがあるらしい。
     いつもお気に入りでいらっしゃるので、1回に4~5枚まとめて買われるらしい
     定期的に買い換えてるらしいんですけど、毎日着るものなので
     破れないように(膝に)補強の布も当ててるって。
     HIROMIって刺繍も入れてるって。
     真面目すぎてパンクって言うんですけど(笑)
     本当に真面目な人が一番パンクだなって。
郷:いろいろ使ってみて、行き着くところに行き着いて。まとめて買うんですけど。
  自分でこの部分は弱いなとかあるので、補強を先にしてもらってるんです。
テリー:パジャマに弱いとことかあるんですか
郷:股の部分とか。少しほつれてくるので
テリー:そこが普通の人より大きいんじゃないの?(笑)

リリー:縫子さんも「誰の補強してんだろ」
テリー:HIROMIって刺繍が入ってバレる。今度それ俺にちょうだいよ
     それ着て街歩くから(笑)絶対ウケるよね
リリー:歯磨きの話を聞いて、真面目にするようになったんですけど、
    真面目なことを突き詰めていくと、ホントにすごいなって域に行っちゃう
テリー:歯磨きどうしてんの?
郷:3本ぐらい使い分けてるんです。歯を1本だけ磨く歯ブラシもあるんです
  たとえばスクレイパー、デンタルブラシとかいろんなことやってると
  1本1本磨き出してると10分ぐらいかかりますね
  朝、昼、ディナー前、寝る前。最低4回。今日みたいにテレビの収録が入ると
  また磨きに行くんで。

リリー:そんだけ磨いてると歯ブラシも最初から補強しといたほうがいいですね(笑) 
郷:マジで歯ブラシすごいですよ。いっぱいあります。
テリー:左手でやるの?
郷:僕は左手でやるんですよ。実は右利きなんですけど。
  6~7年前にお箸も歯磨きも全部左に変えたんです。体のバランスを取ろうと思って。
リリー:一番のロックンローラーは真面目を追求。
テリー:そうだよね。3日寝なかったとか酒飲み明かしたとか、
    それロックンローラーじゃないよね。歯1本1本の方がよっぽど(笑)
リリー:そして股間を補強してる(笑)

■小さな後悔を減らす人生とは
リリー:あれをしなきゃいけない、これをしなきゃいけない
    「あれがしたい」じゃなくて「しなきゃいけない」ことがどんどん増えていって。
    結局「テリーさんの絵描いてないな」とか
    自分に対して献身的にしてくれたのに、その人の思いを反故にしたとか
    自分が好きで前に進んでいるのに、後悔してることがどんどん増えていくと
    豊かな人生って何かなと思ったら、後悔が少ないことだと思うんですよ。
    身近な後悔を減らしていかなきゃなと思って。

    
テリー:モテるでしょ?ずるいよリリーさんは。今の時代のモテる要素をみんな持ってる
     星野源さんの匂い、ファッション、雰囲気が今の流行り。
     それの老いた感じがするんですよ
     俺なんかコメンテーターで、北朝鮮がどうだってずっと騒いでるだけ。
     それはダメなんですよ。
■素敵だと思う女性のタイプ、キスする方法
郷:中身がある人。話してて面白いとか、多角的にモノが見えるとか
  浮ついてないよなとか。
リリー:どんどん分かんなくなってきてますよね。完全に体調による(笑)
    体調のいい時は外面、悪い時は内面に行きますよね。
    一番最初に、キスしたことのない人にキスするタイミングがわからない
    なかなか照れくさくないですか
テリー:ひろみ先生
郷:なんで僕が先生なんですか(笑)考えたこともないですよ
リリー:自然に
郷:はい。気持ちがなかったらできないじゃないですか
  頭の中でああしよこうしよと思っても、なかなか思い通りにはね
テリー:やっぱりジャパーンですね

■102枚目の新曲「スキだから」/郷ひろみの存在意義
郷:もちろんキャリアを大切に、郷ひろみって部分も大切にしなきゃいけないんですけど
  そこだけにすがるのも嫌だなって感じ
  僕の意識なんですけど、誰よりも自分を変えて変えていきたい。
  変化の先に常に進化があって、
  逆に変化しないと進化を手に入れることはできないなって意識は
  いつも持ってるんですよね
テリー:郷ひろみって、自分の中ではどんな存在なの?
郷:ある時期天職っておもったんでしょうね
  もうお嫁サンバはいいじゃない?って時期があったんですよ
  2億4千万のジャパーンはもういいなって。自分を否定した時期があった。 
  歌謡曲はもういいな、もう少しカッコいい音楽がやりたいって。
  30代、40代になって、アメリカにもう1回勉強に行って。
  人生のいろんなことがありましたよね。結婚して離婚して再婚してまた離婚
  その中で気づいたんですけど、
  僕は、歌謡曲のど真ん中を行く男が郷ひろみなんだなって。

  かっこいい音楽はそういう人に任せよう
  エンターテインメント性の高い音楽、そうじゃないものもあるかもしれないけど
  これでいいんだ。吹っ切れたのが実は50歳代なんです。
  試行錯誤、紆余曲折があってそこへ行き着いた。すごく時間がかかった。
  ジャパーンも1.2.サンバも抵抗ないです。

 
    

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ボクらの時代 リリーフランキー×福山雅治×是枝裕和

2017.04.23

ボクらの時代 伊藤ふみお×佐藤隆太×塚本高史 KEMURI

■伊藤ふみおと塚本高史は10年ぶりの再会

伊藤:物販の、ケムリのTシャツとか売ってるところに行ったら
    佐藤隆太と塚本高史が2人で売っててくれたっていう
塚本:ああなんかやったかなあ
佐藤:やらしてもらったんだよね
伊藤:二人が「お釣りです」とか言って

塚本:ファンだったわけじゃん。こういう仕事をしてるからこそ
    こういうふうに近づけたわけで。どういう気持ちなんすか、それ?
佐藤:ははははは。今でもそうだよ。冷静なると、おかしなことやってんなと思いますね
    伊藤さんとこうやって話してると
伊藤:俺のほうが多分びっくりしたと思う。ケムリの初期の時に200人とか
    小さいライブハウスで、めちゃめちゃ元気のいいお客さんで、
    僕にアピールしてきて。ある日テレビつけたら
    「あれ?こいつケムリのライブによく来てた」それ佐藤くんだから
    すごいびっくりして。うちの家族に「この男がよくライブに来てたんだよ」(笑)
塚本:何年ぐらい前?
佐藤:大学生の頃だから、もう20年近く前。たぶん

■デビューのきっかけ

塚本:俺の芸歴と同じぐらいじゃん。14で入ったんで
伊藤:へ~14?14て、どんなだったの?
塚本:中2ですから。ずっとサッカーをやってたんですよ
    Jリーグ開幕して、カズが大好きで。中学卒業したらブラジルに留学しようと
    ずっと思ってたんですよ。親が見てたんでしょうね
    入学資金を貯めてるわけでもなく、明確なものを決めたわけでもない
    漠然とした「サッカー選手になるんだ、カズみたいになるんだ」言ってたから
    「アンタちょっと待ちなさいよ、難しい世界を目指すんだったらこういうのもあるよ」
    親が履歴書送ったの。それでトントン拍子に受かって1年もしないうちに
    ドラマが決まってデビューしたの
伊藤:今年でファーストアルバム出して20年。だから同期というか(笑)
    俺ファーストアルバム31とかの時だよ。同期というより先輩
塚本:第2話ぐらいから、僕がメインでフューチャーされる回があったの
    放送されると、俺街歩けないと思ってたから(笑)真剣に思ってた
佐藤:すごいね。逆にテレビの影響力て、何も変わんないと思ってたからね。
    連ドラ出たら「こんなに気づかれるの?」逆のパターンだったの俺
塚本:俺全然気づかれなかったの。あれ?と思ったね。目立つからあなた。
    ドラマ、何がデビュー?
佐藤:深夜ひとつあって、連続は池袋。
塚本:金髪でしょ。
佐藤:たしかに
塚本:俺もキャッツ(木更津キャッツアイ)の時
    金髪アフロで渋谷の交差点のあっちとこっちにわざと分かれて
佐藤:どれだけ知られてるのか見たいな
塚本:次の青になるまで渡りきれなかったですね
    モテたいとかありましたよ。
伊藤:ボーカルですから。それしかない

佐藤隆太と塚本高史は、自由が丘駅前で路上ライブやったことも

■伊藤ふみお、解散後俳優に挑戦

佐藤:解散して、やってましたよね
伊藤:さあどうしようかなって。俳優やってみませんかって言われて
    (2009年:真夏のオリオン)映画とか大好きだから
    ノーっていうの簡単だけどここで断ったら一生できないなと思って
    すんごい楽しかったです。芝居?(バンドと)全然違う
    初めての撮影ですごいびびったのは、人がとにかく多い。撮影現場に。
    あるタイミングでシーンとなって、みんながそれを見て
    それが誰であっても、そこに映る人が
    一番かっこいい場面を作ろうとするでしょ。大人が何十人も。
    受け止めてやるって、すごいなと思いますけどね
塚本:いい緊張感はある。うわ、俺どうしようじゃなくて、やってやろうって
佐藤:やればやるほど、カメラの前に立つ緊張感だとか、よーいスタートに慣れる
    ことかなと思ってやってきたけど。やればやるほど怖さも責任も出てくる。
    「木更津キャッツアイみてました」そういうの見て役者を志した人とも
    共演するようになって。怖さも出てくる
伊藤:佐藤やっぱり、教師役も多いし
塚本:要求される度合いは変わってきてるよね
佐藤:逆にビビるけどね。ちゃんとやんなきゃって
伊藤:そう言ってる人も役者でしょ。いっちょやってやろって。
    佐藤隆太の前に来ると「佐藤さん」じゃなくて「佐藤隆太だ」
    俺初めて甲本ヒロトさんに会った時「ヒロトだ」ポロっと出そうに(笑  


■最近注目している若手
佐藤:野球で考えると大谷翔平くん。いい子じゃないですか。直接会ったことないけど
   他には見向きもせずひたすら野球に取り組んで。あのままでいて欲しいね
塚本:おれ、稀勢の里だね(笑)
伊藤:大谷とキセか。後に何の話しよう。バンドね。
    最近一番びっくりしてんのはONE OK ROCK。すっげえの出てきたなと。
    我々の頃はワンマンでスタジアムってないから。それやってるし
    曲も歌詞もいい。血っていうのも感じたり。スゲエの出てきたなと

■解散

伊藤:ケムリは1回解散してるバンドで。その時はケムリって役割終わったなと。
    あんまりこういう話したことないんだけど、変な話だけど
    結局勘違いだったんだと今でも思ってるんだけど。
    その時は役割終わった、というか。すべてがそうで。その時は40超えてたから
    結構正しいジャッジだったんだなと思ったけど
    今考えると勘違いだなーってのがあるからね
塚本:やめたいと思ったことはない    
佐藤:ないね。向いてないなと思うことはあるけど。やめたいと思ったことはない
    才能が有るとかも思ってないし。

2017.03.05

ボクらの時代 勝村政信×池田成志×八嶋智人 蜷川幸雄さんの話

八嶋:勝村さん、異常に顔広いですよね
勝村:なんだろ..こんなに人見知りなのに
八嶋:いやいやだから、わかんないですよ。
勝村:さっきも一人だったろ?みんながメイクしてる時俺だけ。
   耐えられないんだよ俺。知らない人がたくさんいるのが(笑)
   だからお前を見てないもん
   なるしーは、昔から優しいのよ。ついついなるしーを見てしまうね。
池田:基本はこのまんまですよ。優しく。でもすごくケンカが強いとかさ、逸話が。
    だから、こいつキレさしたら怖いなっていうのはずっとあって(笑)
    俺は非暴力主義だからさ
八嶋:酔っ払ったら暴れますけど
池田:そう。酔っ払うと記憶がないので。自分では覚えてないわけ

勝村:ひどい目にあいましたよ、たくさん
池田:楽しい思い出じゃないか(笑)

■芝居を始めたきっかけ

勝村:高校出て就職しました。2年。
池田:実社会に2年出てたってすごいよ。お前ないだろ?
八嶋:1回もないです。
池田:厳しい実社会に出たことないな?
八嶋:うーん、僕バイトするとバイト長になって
池田:それは実社会じゃないから
八嶋:そっから正社員にならないかっていう、実社会の側からガチャって
池田:俺もそういうタイプ。どっちかっつったら。
    だからそこはあんま自慢しないほうがいいと思う。
    現実の世界を行った人は尊敬する。ある意味。    
勝村:部長が7メートルぐらい先に座ってんじゃん。
    そこを20年かかって進むんだと思ったら、やめなきゃダメだと思った。
池田:とりあえずやめたんだ。何かやるって決めるより先に。
八嶋:芝居の選択肢もまだなかった。
勝村:うん。体鍛えたかったのとにかく。相撲取りとかプロレスラーとか
    なれたらいいなって、こっそり思ってたりとか。
    当時のトレーニングセンターとか、ボディビルダーしかやってない
    肩から毛が生えちゃった人たちがたくさんいるんだ(笑)
    もうちょっと鍛えたかったんだけど。コーチが
    「勝村、ここんとこずっとお前の体を見てきたんだけど、筋肉の才能が有る。
     お前は肩幅も広いし筋肉もつきやすい。真剣にボディビルダーにならないか」
    言われて、次の日やめたの(笑)
八嶋:鍛えたかったんでしょ?
勝村:そこには行きたくなかったの。その流れで、ぴあとかあったじゃん。
    それ読んでる時に芝居とかあって、体鍛えられるみたいなこと書いてあったの
    そういう匂いのする仕事なのかなあって。
池田:それで蜷川さんのスタジオに行って、入って

勝村:八嶋は?
八嶋:単純に、小劇場が流行ってたからです。でも何のノウハウもない
    でも思春期。モテたい。よし、小劇場だ
池田:感覚がヤクザだよ(笑)モテないでしょそんな演劇とか
八嶋:関西だったからかな、人前に出ることがカッコイイってのはありましたよ。
池田:俺はもっと純粋というか
八嶋:俺たちが不純みたいじゃない
池田:不純じゃん
八嶋:純粋にそう思ったの
池田:高校の時、映画監督になりたいなと思ったの。中途半端で恥ずかしい時期。
    当時、日本映画が不景気でさ、松竹も東映も東宝も
    助監督の募集してませんって。これはおいそれと監督とかにはなれないと。
    短絡的に思っちゃったの。つかさんのお芝居を見に行って
    4人しか出てなくて、しかもセットないじゃん。どこでもできるなと思った。
    外でもいいし、ちっちゃなとこでもいい。脚本書いてやればいいと
    大学入った次の日に演劇部入った。演劇研究会の門叩いた時
    「ここ名前書いて。何がしたいの」「脚本書きたいと思って」
    フンって笑われてさ、うちのサークルは3ヶ月は役者してもらうからって
    次の日からテント泊って仕込みとかしてたな。

■蜷川幸雄さんの話
  
池田:蜷川さんとこ辞めて、第三舞台に入ったって形なの?
    ちょっとは裏切ってる気持ちがあるわけ?

勝村:うん。最初、客演って話だったの。そしたら鴻上さんが
    「このままやめられたらお前にエネルギーを注いだ分、俺には耐えられないから
    ウチ来い」で蜷川さんに相談したら「俺はお前も鴻上も許さない」怒って
    7年ぐらい口も聞かない目も合わさない時期があって。
    普通に芝居見に行くじゃない。俺見た瞬間いなくなるからね。
    俺憎まれてんだ、役も与えられたことないのよ。蜷川さんとこでは。
    たまたまパルコで宮本亜門さんと一緒にやってるとき
    突然見に来て楽屋来て「久しぶりにやるか」みたいなこと言われて。

池田:どんな感じだったの?嬉しいの?
勝村:嬉しいですよ
池田:どういうことで、やろうって言ったんだろうね
勝村:全くわかんない

勝村政信と池田成志は鈴木慶一のサッカーチーム。大会で優勝したが
なるしーが喜びすぎてトロフィーが粉砕し、途中から「すんませんでした!」
なるしーは2010年、公演中に右アキレス腱断裂。
断裂の1週前に古田新太とカラオケへ行って
KARAで腰振り過ぎたのが原因じゃないかと言ってた

■関連記事
ボクらの時代 勝村政信×石橋蓮司×宮沢りえ 原田芳雄さんの話(2012)

2017.02.26

【抜粋】ボクらの時代 満島真之介×斎藤工×青木崇高 男26歳原点説 金縛り

■プライベート

青木:家で一人で誰にも会いたくないみたいな時ある?
満島:ないっすよ俺は
斎藤:俺結構あるかな
満島:家いて何するんすか?
斎藤:家帰るじゃん、着替えるじゃん。ズボン半分脱ぎかけた時
青木:もうちょい行こうよ(笑)
斎藤:行けばいいんだけど、だらけたまんま動かずに(笑)
青木:メガネもちょっとズレ気味で
斎藤:足がしびれンのわかるの、同じ体勢だから。シビらせたりする敢えて。
    組み替えなければ痺れ続けるなぁって、限界を確かめたり
青木:オンなのかOFFなのかわかんない
斎藤:そう。わからないまどろみみたいな時間が多いですよ。
    でも人は好きだから、誘われたら行くようにしてるし。
満島:僕の場合、誘われて行くよりもイレギュラーな出会いが好き。
    ふらっと行った場所にふらっと入ってきたり。偶発的な出会いがすごい好き。
    だからこの業界の人よりも、全然違う業種の方が知ってる人が多いです。

■男26歳原点説


青木:ちょっと聞きたいことがあってね、最近友達から聞いた話で   
    上岡龍太郎さんが「男26歳原点説」唱えてはって
斎藤:原点説?
青木:男は26歳で人生の転機が来る、みたいな
    ちょうど経験だとか社会に出て何年とかで。その時に経験値とか重なって
    ターニングポイントが来ると。確かに当たってると思ったりすんのね。
満島:そういうのあったんですか
青木:NHKで主演をやった時が26歳。演出でひっくり返されたというか、操られた。
   すごい面白いな、やっぱ普段からの生活が大切だなと。
   アンテナ張って生きていこうと思った。
斎藤:ちょうど、新聞配ってたな
満島:は?
青木:は?て(笑)新聞配達や
斎藤:ホントに仕事がなくて、同世代の人が羽ばたいていくのを配る新聞で見てた
    オーディション行ってもいろんなタイプが死ぬほどいる頃で。
    舵を切り直した頃ではある。踏ん張った時期かな。
満島:ああ、そこでやっぱり周りが変わり始めるし、余計自分の立ち位置が
    気になる
青木:仕事を10代前半や20代から始めてたらさ、まず学園モノから始まって
    何十人の中から一人だったら仕事があったりするけど、
    頭抜けるあと、ぐっとそういうシチュエイションがなくなるから
    20代半ばで仕事辞めるの多かった。
斎藤:ふるいにかけられる感じがする。プレーヤーとして
    それこそ助監督(満島真之介は演出助手)出身だからすごく特殊だよね
    お姉ちゃん主演の助監督やってるってすごくない?
満島:姉がやってるから、表に出る事に興味がなかったんですよ
    この業界に入るって、多分どの業界に入るより難しいはずなんだけど
    イケパラ、あれはほんとにきつかった。4ヶ月間。
    ゆりかもめ乗って、俺はホントにカモメになってどっか飛んで行きたい(笑)
    お台場行くのが恐怖で。たくさん怒られたし
    何十人いても全部僕に怒られてたぐらいに
    そのあとテレ東の監督さんと話をして「お前ホントに崩れなかったな」
    「あの時は本当にありがとうございました」やっとこの4年5年で言えるような
    状態に慣れてきた最近です。

■36歳で盆栽に興味を持った青木崇高
この前ぶらぶら歩いてたら、盆栽屋さんがあって面白いなと思って
奥も深そうだし。何年ものとかあったりするから。
これさ、いま手ぇ出したら50歳60歳なったらすごいのできるんちゃうかと(笑)
...考え変わったの。漫画でよくある空き地で(バットで)カーンやって
ボールが入って隣の、盆栽やっててかみなりおやじが「コラーッ!」
「いけねえ!かみなりおやじだ!!」とか言うけど
何十年もさぁ(爆笑)やってる盆栽をね、ガキにバーンやられてさぁ
「いっけねぇ」って(笑)
少年寄りの感じ方だったけどふと俺、かみなりおやじのほうに変えたんだ(笑)
「ワシがよく育てた」....バーン!!「こら!!」何十年もやってて目の前でだよ
まだ手を出してないけど、やってもいいかなと。

子供の頃、親から見えない角度に椎茸を貼り付けるぐらい嫌いだった。
ワカメも嫌い。食べ終わりを見せるために苦労した。
斎藤工は好き嫌いなし。
満島真之介の父親はケーキをホールで食べるアメリカンなオヤジだが厳しかった。
歳を重ねるごとにきょうだい、家族が楽しくなってきたし、父と飲む機会も増えた。

■金縛り、睡眠の話
斎藤:奥ぶたえなんだけどパンパンの目で、ピッコロ大魔王みたいな目で
    現場入って、今日ヤバい日だと周りみんなに言われる。ムネ寝れてる?
青木:寝れてる。俺眠れなかったら何もできんの。眠いとほんと何もできんから
    仕事もそんなに、睡眠時間2~3時間という状況をなるべく作らないように。
満島:最近は眠れてないです。そこなんですよ。しゃべってるから。
    寝てない時にこうやってやる(下向く)と眠いんですよ
    寝てない時こそ人捕まえてずっとしゃべるんすよ
青木:迷惑だ(笑)
満島:それぐらいやって、急に眠れるって時が来たらストンっと
    喋ってる途中で寝てますからね
青木:俺金縛り作れるもん
斎藤:俺もわかる。作れはしないけどコントロールできる。
青木:友達とゲームかなんかしてた時に、眠たくなって寝てたら
    金縛りに遭ってしまって。だけど意識はあるのね。ゲームやってて
    助けてもらおうと思って「おい起こせ」と思ってるけど体が動かない
    体を動かす脳みその部分が寝てる。意識があるから。
斎藤:おれ、それで乗り過ごしたことがある。姉貴と一緒に乗ってて
    高田馬場で降りなきゃいけないのに俺だけ金縛りにあっちゃって
    座ったまま動けずに。姉ちゃんが「ほら行くよ!降りないの!」
    先降りちゃって俺だけ目白まで金縛り取れないまんま。
満島:起きてるんですか
斎藤:起きてる起きてる。全然体が動かなくて。
青木:ごめん、俺のとはちょっと違うな
斎藤:コントロールしてるわけじゃないけど
満島:ちっちゃい頃から金縛りに遭ってたってことでしょ?
斎藤:金縛りでラジオ聴いたりしてる。中学の時PUFFYーのラジオ聴いてた
   金縛りを寝る前に呼び込んで。金縛りの状態で聴くとすごいクリアなの
   内容めちゃくちゃ聞こえてんの。

関連記事
サワコの朝 青木崇高 2016
ミュージックポートレイト 北川悦吏子×斎藤工  2013
ボクらの時代 斎藤工×清川あさみ×金子ノブアキ  2014
NHK 紙の月 原田知世 土曜スタジオパーク  2014(相手役が満島真之介)

2017.02.05

ボクらの時代 ベッキー×カンニング竹山×ヒロミ テレビに出る理由

ヒロミ:ベッキー絡み、俺結構出るじゃんか。俺が余計なこと言うと
    それがヤフーニュースに出るのよ(笑)いいんだけどね俺は。
    竹山はずっと一緒だけどね
ベッキー:ハワイで?
竹山:そうそう。ずっとお世話になって
ベッキー:結構仲いいんですよねお二人
ヒロミ:木梨さんとね、っていうか、ノリちゃんと。みんなでワサワサいる
竹山:先輩のおじさん達に可愛がってもらって。1回ベッキーんとこに電話しようかって話
    ありましたよね。飲んでて。
ヒロミ:そう「電話しろよ」って
ベッキー:それはいつ?
ヒロミ:謹慎中。
ベッキー:でも、テレビ見てる方は「竹山さん、ヒロミさんと仲いいんだろうな」
      思っていただいてると思うんですけど、実は騒動後ですよね。
竹山:そうだよね
ヒロミ:騒動終わってだいぶ経ってから、ベッキーはノリちゃんの番号知ってて 
    「ベッキーが電話番号教えて」言ってるけどいいか?ってかかってきて
    いいよ...あれ?ベッキー俺のこと好きなのかな?って
ベッキー:違う違う
竹山:めちゃくちゃややこしいですよね
ヒロミ:で、一緒にご飯食べ行ったりとかして
ベッキー:お二人とも繋がりはあったんですけど、
      直接連絡を取るようになったのは去年から。
      今日何故ヒロミさんと竹山さんかっていうと、2016年支えていただいた..
ヒロミ:何にも支えてない。竹山は同じ事務所だからいろいろあるだろうけど
    俺なんかは賑やかしだからね。
ベッキー:支えてくれた人ほどそんなに言うんだなと感じる
ヒロミ:もうベッキー大丈夫だろそのパターンは。それは裏で言っててよ(笑)
    ベッキーまだ21、2だと思ってたの。イメージが。32だし

竹山:大人なんだよ

■謹慎中の生活、テレビに出ない日々のこと
ヒロミ:ずっといい子にしてるの?
竹山:何すりゃいいの?
ヒロミ:表に出ないの?
ベッキー:最初の4ヶ月は、公園に息抜きとかも出てなくて、家だけ。
      歯医者さんと、事務所の話し合い、相談事とかはありましたけど

竹山:ほんとに謹慎て感じなんだ
ベッキー:太陽の陽を4ヶ月浴びなかった。ちゃんとは。実家です。
ヒロミ:俺は謹慎じゃねぇよ。言っとくけど何の事件もなくて10年ぐらいいなくなっただけ
竹山:一度やめようと思ってやめたの?
ヒロミ:覚せい剤もやってねぇし、なんにも悪いことしてねぇのになんでかって
    俺は自らみたいなところがあるけど
竹山:ジムの仕事とかしてましたもんね
ヒロミ:そっちが楽しくなったというか、なんか微妙なんだよね
    40なるかならないかの時、全体の雰囲気が「求められてない感」を
    感じたから。そうだったら辞めてやろうと思ってたから。
    俺がいなくなったって、竹山いなくなったって、ベッキーいなくたって
    番組って普通に回るじゃん。そこに気づかない。出てる時は。
    紳助さんが抜けた時に、テレビ大丈夫かなと思ったけど
    普通に翌週から続いちゃう。そんときテレビで見てたから。

    ベッキーは休んでる間、辞める選択はあった?
ベッキー:図々しいんですけど、ないんです。やめたほうがいいのかな、とかは
ヒロミ:周りの事を思って、だろ?自分では辞めたいと思わなかった?
ベッキー:ない
ヒロミ:じゃあお前はやっぱりこっちの世界
竹山:芸能ですよ

■経営者になってわかったこと

ヒロミ:俺はあっという間に思っちゃうもんね。今でも、
    なんかあったらやめてもいいっていう覚悟でやってる。
    事業も、赤字だな、閉めるか閉めないかってなったら
    閉める勇気が必要なわけ。でもみっともないとか借金して頑張っちゃおうとか
    決断を緩んだりして、結局大きなことになっちゃったり。
竹山:やめようとなった時、バイトもできないとか
ヒロミ:できるんだよ。君たちの持ってるプライドとか恥ずかしいとかない
    俺経営、社長やってたから。いっぱい従業員がいたら
    そこそこ偉そうにできるかなと思ったら、日がたてば経つほど、
    何年もやればやるほど、気ィ使うだけだったね。

■番組復帰
ベッキー:BSスカパーでやってる音楽番組だったんですけど
      それは自分の事を話すのではないので、現場の緊張感だけ。
      自分のことを話すのでは、ワイドナショーが最初の復帰。

      フジテレビついて、楽屋入った瞬間不安でぶわーって泣いて
※え、金スマじゃないんだ。中居くんときりたんぽ食ったあれじゃないんだ。

■結婚
ヒロミ:新たな恋愛とかさ、してかなきゃならないわけじゃん
竹山:そのほうが俺もいいと思うよ
ベッキー:たまにしたくなる時もある。小説とか読むと楽しそうだなと思ったり
竹山:別に、していいんじゃないの?止める必要ないんじゃない?結婚とか
ベッキー:でも旦那さんにも迷惑かけちゃうだろうな
竹山:かけないよ
ヒロミ:昔の話が?
ベッキー:例えば結婚したら昔の話が出てきたりとか「旦那さんに直撃!」とか
ヒロミ:また有名人狙ってるなお前(笑)だから言ってるだろ、
    コンサートの楽屋とか行っちゃダメだって。禁止だからな
ベッキー:わかりました、わかりました
竹山:有名人でも別にいいと思うよ
ヒロミ:結婚だけはタイミングだからね。俺は勢いだよ勢い

■歌をあまりやらないほうがいい
ヒロミ:歌に手を出しちゃダメだ
竹山:そうなると面白いんだけどな
ベッキー:おとなしくしまーす...楽しいですお仕事。あと、バラエティ。

そっかな歌でもいいんだけど
風のしらべ(動画

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しくじり先生 カンニング竹山 ようこそ借金ランドへ

2017.01.29

ボクらの時代 森麻季×宮崎宣子×馬場典子 元日テレ 離婚の話

■新人の頃

宮崎:実際、麻季ちゃんが後輩で入ってきたときもう負けたと思いました

    私は2年目になって、新人が入ってきたから、
    新人のすごい大変な雑(用)もあるじゃないですか
    それから解放されると思ったら、先にレギュラーを担当し、部にいないっていう...
森:先輩を前に言うのはアレなんですけど、宮崎さんてすごい天真爛漫て感じ
  だからどうしても目立っちゃう。そうすると先輩が注意をされてたりする時
  私と鈴江は、あんまり注意をされることもなく
馬場:「先輩また怒られてる」
森:いいや言ってない(笑)
宮崎:あの時代、すっごい怖くなかったですか
馬場:一番グサッと来たのってどんな...
宮崎:宮崎弁が取れなかったんです。しゃべってることがぜんぶまちがってるから
    しゃべるまえに調べろと言われたんで、入社してから3ヶ月、ほとんど
    しゃべってないです。部内で
森:え!ええっ
宮崎:1回電話を取ったんですよ。「3(↑)番にお電話です」「3番(アクセントなし)」
    3回やらなきゃいけなかったんですよ。誰も応えてくれない。
馬場:いやあね。あたしいた?その時そこに
宮崎:いや、いたっていえないですよねそこに(笑)
馬場:なんかちょっとそれ陰湿に聞こえるね(笑)    
宮崎:いなかったことにしましょう。ちょっと覚えてない
馬場:この子は、繊細だけど我慢強いっていうか、泣けばちょっとって思うけど
    泣いたりもしないし
宮崎:はじめ泣いてたんですよ。そしたら「泣くな!」って言われて
    アナウンス部でたところのトイレ、一番奥の端っこが私の部屋だった。
    でもトイレのトイレットペーパーで泣いてたら真っ赤になるわけですよ
    だからこっそりメイク室に行って、ちょっと柔らかい高級なティッシュを 
    1個頂いて、自分用に置いてましたから。気づかなかったですか?
    あそこあったですよ。右上に。あそうか、森麻季ちゃんいないんだ。
■女子アナブームと「ねばならない」
森:あたしほんと地味で、なんの特徴もないのが悩みだったので。
  ほんと奇跡なんです。日テレに拾ってもらって。
馬場:そういう意味であたしも、日テレだからアナウンサーでいられたかもね
    いわゆる女子アナブームってずっと..フジテレビから始まったし
    女子アナって言葉にずっと抵抗が、我々はあるじゃないですか
    アナウンサーなのに、って。目立ってナンボ、キラキラしてなんぼの世界でしょ。
    面接の時「言葉の職人」て言葉に惹かれてなったんで
    そういう気持ちや目標を汲んでもらってたかと思ってたけど
    いざ出てみると、面接は真面目な人事の方とアナウンス部が中心だけど
    実際に仕事するのは制作の方たちだったりするじゃない
    そのギャップに驚いた「あれ?」みたいな
    「真面目に原稿読んでるだけじゃダメなのですか!!」
    「わたくしは、なんですか、何もない空間を見つめて驚いて
     10秒フリーズしていなければいけないのですか!」(笑)みたいな

森:この場だったらどう思われるか、そういうことすごい気にしちゃって
宮崎:私の場合、年から年中コスプレしてましたし、NG集だったり
    水槽の中に顔をつけて津軽海峡歌って「何の曲でしょうか」やってましたよ
馬場:振り切ってやってるのホントに偉いと思った
宮崎:自分が何をやりたいとかは、もうだめだと思って。
    周りが何に向いてるかを決めるんだなというふうに思ったんです。
    実際辞める勇気がなかった。居心地の良さと環境と先輩も後輩もいい
    仕事も与えられるわけじゃないですか。会社にいれば。
    給料も悪いわけじゃない、めっちゃいいですよ。
    入社の時、65歳、もしくは70まで契約してもらおうと思ってた(笑)
    一生食いっぱぐれないと思って
馬場:一生やりがいあると思ったし。私も大好きだったけど
    40で、寿でないなんてあんまり前例がないからさ、ほんとに驚かれちゃって
    なんかね、会社員としていい子に振舞うのは、多分できるのね
    喜ばれるし求められるから。いい子ぶるのが身に染み付いてるわけ。

    やっぱり局員としてこうあらねばならないとか、周りはこう見てるから
    こう振舞わなきゃいけないとか自分で決めた「ねばならない」が

    やっぱり未だに多いなと気づいて、すごく窮屈に思えた。
    「ねばならない」から少しでも解放されたい、辞めても苦労した。
    染み付いちゃってるから。
■離婚の話
森:すごくわかる気がします。私もあまり特徴がなく、フリーになって
   いろんなお仕事を頂くときに、まだ自分の中でちゃんとしたいい子である
   そこから抜け出せないなって反省することがすっごく多いです。
馬場:麻季ちゃんは寿だもんね(←※巨人の澤村
森:心を決めるのは早かったですね。
  野球選手なので両方責任を持ってできないなと自分の中で思って、やめようと。
宮崎:離婚すごく大変じゃなかった?
馬場:(結婚の)5倍大変とか言うでしょ?
宮崎・森:10倍いったと思います。なぐさめあったんです。
馬場:女性の方が大変って言うよね。名前とか何から何まで
    男性はハンコ一つで済むけど。
森:変えちゃったのをもう1回戻したりとか、その時また思い出したりとか
宮崎:私の場合は、結婚=幸せよりも、安心とか、
    一緒にずっといられる人って感じだったんですよ。
    だから別に価値観のすり合わせとか、そういうのあまり見なかった。
    自分から結婚を決めてることもあって、しなくていいのに気を使い始めた
馬場:結婚してくれたこの人を大事にしなければならないと
宮崎:自分と結婚してくれてありがたいな、みたいな
馬場:そういうとこあるんだよね、見えないけど
森:見えない。ごめんなさい(笑)結婚されてた時に、おうちに遊びに行って
馬場:呼んでくれてないよね。呼ばれてないよ~~
宮崎:いやいや、来てくださいよ
森:すごい素敵なおうちで紅茶を先輩が振舞ってくれて
宮崎:結婚生活は最悪で、どうしようと思いながら一生懸命紅茶入れてましたよ(笑)
    弱かったな、未熟だったなと反省することが多かったんで、もしこの反省を
    次に活かせることができたら、前よりかはちょっと成長した自分がいればいいな
森:離婚から半年間、どうやって毎日生きてたのか覚えてないですよ正直

  復帰せず事務所にも入ってない段階で、何の仕事始めたらいいのか。
  実家に帰っちゃったら、本当に立ち上がれなくなっちゃうと思ってて
  意地を張ってた部分もあり、  一人暮らしを始めたんですけど、
  全部いっぺんに荷解きすると、現実を受け止めることが迫って来るので、
  なかなかそれもできなくて。別れる選択をして、
  頭の中では二人で決めたことだし、別々の人生を歩むと決めたけど
  それも自分が望んだことなんですけど、
馬場:決めたことだけどその辛さは別物
森:当時、離婚した時、週刊誌にいろんな文字が躍って。
  理由も発表してないしみんな憶測じゃないですか。
  電車に乗ったとき自分の名前が活字で「W不倫」と出て、前の彼に連絡してたと
  なってたんですけど、連絡先も知らないし意味がわからなくて
  こうやって身に覚えのないことが躍るんだと。
  すごく世間を歩くのが怖くなった瞬間がありましたね。
馬場:それをひとりで耐えてたの?
森:知ってる人たちは、そんな事ないよと言ってくれる人も大勢いましたけど
  ただプロポーズを受けて「YES」といった自分の意思がはたらいてたじゃ
  ないですか。それが別れる=違ったんだとなって、
  自分の意志も信じられなくなって自己嫌悪。
  この先自分の選択を正しいと思えるんだろうか、という不安の中
  生きてたように思えます。
馬場:そこは初めて聞いた。YESといった自分への疑念?
森:はい。かもしれないですね
馬場:まあ、なんとかなるよ
宮崎:この経験は無駄ではなかった
森:この経験ができたから、人の温かさを知った。してよかったなと思います
馬場:結婚は できるものなら してみたい おそまつ。
    今年43になるから、子供はいつでも産めるわけじゃない。
    子供のために結婚相手を探すかというと、そうではなかった
    今相手を探すモチベーションにならなかった。
    リアルにしたいというのはなかったね。

追記:2017.2.18
よかったね

 

2017.01.15

ボクらの時代 遊川和彦×内田有紀×天海祐希 幼少期、仕事の話

■知り合ったきっかけ、最後から二番目の恋

遊川:僕と天海さんは「女王の教室」
天海:(内田有紀とは)「マグロ」というドラマをきっかけに
内田:きょうだい役で
遊川:姉御って呼んでますもんね(笑)
内田:ゆり姉さん
天海:ふたりで夜な夜なあったりして
内田:ご飯食べてカラオケ行って
遊川:飲んで...何か辛いことがあった?
天海:盛り上がりましょう的な。私初めてお目にかかったのは函館のホテル。
    世の中にこんな可愛い人がいるんだって。
    色々話をさせていただいてトップアイドルで凄かった時を知ってるから
    過去形、変な意味じゃなくてね。
    なのになんでこんな普通の人なんだろうって衝撃。
    もっと勘違いしててもいいし、ずれててもいいし。
    私も宝塚にいた頃に感覚がずれてしまってて。とっても近しいものを感じた
遊川:世間知らずっぽい感じかなと
内田:二人共お父さんお母さんって呼んでもいいですかね(笑)
天海:育ててきてるからね(笑)
遊川:「最後から二番目の恋」見たときに、ほんとに良かったと思いました。
    よく似合う役だと(笑)内田有紀ホントにいい役だと
    上手くコミュニケーションできない役だと。見事に演じた

■幼少期~
天海:しゃべらなかった。ずーっとこのままじゃないんですよ。トロかったり。
    食事するのもトロかったり。
遊川:僕はスターでしたもん(笑)
天海:かわいい
内田:スターっていうのは
遊川:歌って踊って芝居もできる西城秀樹みたいな
天海:ジュリーとか
遊川:ジュリーなりたかったもん(笑)
天海:幼稚園の頃、お遊戯で劇をやるじゃないですか
    ゆりちゃんは声が大きくてお芝居上手ね、って言われたの。
    それで「ゆりちゃんお芝居上手なんだ」て思って(笑)
    「お芝居する人になる」
内田:めちゃくちゃ恩人ですね
天海:そうですよ。女優って言い方じゃなかった。
    「お芝居をする人」子供の頃テレビや映画見たりしても
    「ここの世界にどうやっていけるんだろう」ってずっと思ってたの
    その頃は子供劇団とかスカウトされるところに行かないから
遊川:表参道とか行かないの

■宝塚


天海:行かないです。中学の先生が「あなた宝塚行ったら?」
    あ、宝塚って手があった!って思って
    どんなに大変なところか知らないから
    「うわ、こんなすごい人たちがいっぱいいる」びっくりして
    宝塚をすごい目指してやってきてる人たちだから  
遊川:受かると思いました?
天海:図々しいから受かると思ってた。ホントに軽い気持ちで。
    実際入ってみてから、受かるって大変なことなんだと
遊川:ご両親は受かるって思ってたんですか?
天海:全然思わなかったし、役をつけて頂いた時も「なんであんたが?」って
遊川:心配なんですか。そっちの世界って
天海:自分たちの子だから、そんなに認めて頂ける何かがある子じゃないって。
    「私こんなになると思ってた?」「全然」(笑)えぇ?アンタちょっとぐらいさ
    周りはすごいデキる人いっぱいいたし、綺麗な人もいたし
    このままいったらまずいことになっちゃうんだろうって、嫌な予感。
遊川:周りの反感を買いそうな流れになると。自分はそんなつもりなくても
天海:「こいつ出てきそうだな」って子は杭を打たれるわけですよ。
    最初にコンコンコンって打たれたと思うんですけど
    それを跳ね除けて出すぎてしまいまして(笑)
    でもすごく応援してくださった上級生の方もいっぱいいましたし
    陰ながら応援してくれた同期もいましたし。

遊川:人気が出てきたら、嬉しいって思うわけでしょ
天海:躊躇しましたよ。戸惑った。
遊川:やっぱりな、お前とは違うんだよとか思わない?
天海:思わない。すごくびっくりした。高校何年生までかはごくごく普通の生活をしてた
    誰も自分に注目しない生活を17歳までしてる。そこから急に激変してるから
    なんで私をそう見るのって、恐怖でしたね。

■デビューの頃
遊川:なりたくて入っていったの?
天海:知らない間に人気が出た感じじゃない?
内田:おんなじです。すごく怖いって私なんか何にもない、どうして
天海:でも応援して下さる方がいるから
内田:がんばるしかない

内田有紀 CM集 動画
天海祐希 阪急電車 CM 動画  ともにyoutube

■ADから脚本家へ
遊川:僕は物を書くのは好きではない。しゃべってるほうが好き
    仕方なく書いてる感じ。何か浮かんだものをパパッと書いてる。
天海:なにか決めてるんだって、時間を。 こっからここまでは仕事。
遊川:しょうがないから書くじゃん
内田:でも書きたくて書いてる時間って若い頃だけですか?
    職業になっちゃうと、これでやってくってなった時から
    書かされることになるじゃないですか。締切が来てこういうの書いて
遊川:面白いのが浮かんだら、
    こういうものが作りたいなあという気持ちが強い。
    それには脚本が必要じゃない?誰か作ってくれ!と思うわけですよ
    誰か作ってくれたら一番いいじゃない。誰か文章にしてくれ

内田:肩書、脚本家ですよね
遊川:だから、ホントは映画監督、演出家になりたくてずっとADやって
    なれなかったから脚本を腹いせ紛れに直してたら
    「ADのくせに。おまえ出来るんなら書け」「書いてやるよ」
    「次から行け」...

内田:ADで脚本直せるって、しちゃいけないことですよね
    分野、職種を荒らしちゃいけない。その当時はしてて良かったんですか?
遊川:そっちのが面白いだろ?っていう。もちろんディレクターに見せますよ。
内田:現場でそれをやらせるわけですか
遊川:もちろん。「面白いだろ?」「面白いね」
内田:そういう人って今いないですよね
天海:ホントだ
遊川:つまんないなって直して、こうしましたけどいいですか?いいですよ
天海:ディレクターさんも懐の深い人

■一番やりたかったのは

遊川:脚本がつまんねーつまんねー言ってるから
    じゃ直しゃいいじゃんってなるじゃないですか。でも直さない。
    だから俺が直してやるよ、それで30年
    二人共一番やりたい仕事でした?
天海:はい。一番やりたい仕事
遊川:幸せですけどある意味大変。
    人って結構、二番目にやりたい仕事をやってるんだなって
    自分に言い聞かせながらやってました

天海:何やりたかったの?
内田:体育の先生。学校の。
天海:フェンシング強かったもんね、スポーツ女子。
内田:若い時はそういうイメージもあったかもしれませんが
    今まったくなんでね。筋肉もまったく。体育学校に行ってたので。
    スカウトされた。ちょっとアルバイト的な

遊川:未練もあったわけですか  
内田:体育の先生は、テレビに出た後どうやってなればいいんだろうと思いました
遊川:体育嫌いだったから
天海:あなたはね(笑)
遊川:二人ともいい先生になれそうだよ
内田:なんでゆりさんまで
遊川:おせっかいな校長先生
内田:すごく生徒に時間割いてくれそうですよ

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■後半(抜粋)
内田:奥さんとずいぶん長く付き合って
遊川:そうだよ。15年ぐらい
内田:出来上がった作品に奥さんは言う方ですか
遊川:すごい言いますよ。素人評論家みたい。役者の芝居も
内田:こわ(笑)
遊川:あの人は合ってるとか、合ってない、とか。お前何様だよって
内田:テレビを見てる人の意見
遊川:代弁者。すごい参考になるんですよ。ほんとムカつくよね(笑)
    「偽装の夫婦」だって「8回はよかった。そのあと中だるみになるから気をつけて」
    笑ってる奴が居る、そう思ってる奴がいるんだ(笑)
    説得力あるんですよ。ほんとにそのあとたるむ。でもファイトが沸く方なんで
天海:合ってんですよ。本当に奥さんと
    めんどくさいことも嬉しいことも、腹が立ってることもすごく嬉しそうに喋るから
遊川:だから結婚勧めてるんです
内田:ダメです
遊川:なにが?
内田:勧める必要がないんです。結婚は勧めるもんじゃない
天海:すっごく嫌な顔してるから
遊川:女でいてくださいといったんです
内田:だって、姉さんに会うといつも変なこと思うし、テレビ見てても思うんですけど
    ホントに独りでいるじゃないですか(笑)なのに、どんどん綺麗になっていくのが
    わかんない。なんでなんだろうって。
天海:メイクの力ですよ。
内田:すっぴんが最高に綺麗な人だから
遊川:1回スポーツクラブ行ったんですよ。そしたら向こうから「あ~~!!」
    誰だコイツ、昔付き合った女かな、スタッフかなと思ったら、天海さん。
    そんときに、すっげえ綺麗だと思ったの。
内田:でしょ?
天海:やめなさい
遊川:かわいいんだよ。そんとき俺、初めて可愛いと思った(笑)

■夫婦の姿
遊川:50歳だからそんなに愛想よくしない、
    普通にやっぱり「おはよう」「おかえり」は言うんですよ
    嫁は言いません(怖い感じで)「おはよう」「おかえり」(笑) 目も見ないで
内田:今の夫婦ってどんなんですかね、家庭って

遊川:そうでしょ
天海:いや、みんなじゃなくて
遊川:みんなだよ!
内田:そんなことないよ
遊川:な~みんな!!なっ!!そうだよな!旦那は目を見ないよな!
    奥さんだって見ないでしょ。子どもしか見ない
内田:そんなことないよ
遊川:だから結婚できない、あ、言っちゃったよ(カットカット)
天海:できないんじゃなくて、しないの。
遊川:女性てほんとに逞しいよね。愛想の悪い、生活に疲れきっちゃってる
    緊張感もない人が、最後ホームのところで話すときに
    かわいい女になるのもあるので、とりあえずそこまではなるべく、
    生活感だらだらして。
天海:見て怒るよ
遊川:(カットカット)

■「恋妻家宮本」
天海:あんな大きい男(阿部寛)が、なんで小さく見えるんだろう
遊川:あれが男の本質だと思うんですよ。図体はでかいけど心臓はノミですから
内田:そういう人ばっかりですかねえ
遊川:かっこいい男の人いる?「この人に付いていこう」って女性はいるけど
天海:一見そう見えて、うわ、ちっちぇえ男!ばっかりで(爆笑)
遊川:笑いすぎ笑いすぎ。大きく見せようとしてるんです男は。

■ホンネ

遊川:プロデューサーの奥さんが潔癖性で、キッチンは自分の城だから
    乱されたくないと。自分が入ってったらそこからずーっと監視が入る 
    違ったところに布巾があったら、すぐ戻しに行くんですって
    それがすっごいイヤで。何事もなかったように戻ってきたら
    いつの間にか戻ってるんですって。その奥さんは他人が入ってくると
    ずっと足元を見てる。あとで拭かなきゃ聞けないから。
内田:「やめてくれる?」「見ないでくれる?」とかは
遊川:言えませんね
内田:めんどくさいですね
遊川:男は理性的に「そんなこと思っちゃいけない」と。
    新聞読んでんのわかってるくせになんで話しかけてくるんだ、と思ってる、男は。
    いま新聞読んでる。なに?クリーニングがどうたらこうたら?
    そんなことは読み終わってから言えばいいと思うのに女性は違うんだ
天海:思った瞬間言わないと忘れる
遊川:目を合わせないで言うと聞いてないってことになるので、
    一応目を見て「いいよ」また新聞に戻らないと向こうのOKが出ない
    昨日妻に「感じ悪いね」って言われましたもんね(笑)すごいこたえますよ。
    だって入ってくるときドアあけたから、寒いから閉めただけなんですよ。
    「閉めろよ」って言ったほうがいいんでしょうねきっと。
    それをちょっと、自分で他に用事あるふりして閉めた
内田:でもそこまで一応、演出してたんだ。奥さん傷つけないように。
遊川:2回やったら感じ悪いって言われて。じゃ閉めろよって言いたいけど言えない。
    けんかになるから。最初機嫌よかったんだけど。

■オリジナルへのこだわりと責任

遊川:○○さんが出るから作ります、じゃ魂が入ってない。
    誰が出たって面白いものを作ります、という気で。大変ですよだから
天海:遊川さん、必ず「責任取ります」ていいますよね
遊川:そらそうですよ。いちばん上だし、一番いい加減なこと言ってるから
    だから逆に言ってくださいと。直しますから。
    俺の言うとおりやれとは誰も言ってないつもりなんだけど
    業界のイメージとしては「言うとおりやれよ」

天海祐希が撮影の時、加賀まりこをナンパして
「変わった子だね」と言われて以来食事に誘ってもらって仲良くなった。

2016.12.11

ボクらの時代 椿鬼奴×清水ミチコ×光浦靖子(抜粋)

●出会い
鬼奴:田島貴男さん、一青窈さんとかの
光浦:本物がいっぱい
清水:そこであたしそうだ、ボン・ジョヴィを聞いたんだ
鬼奴:あたしの。しかもライブ帰りでウクレレ背負ってた。
    そしたら田島貴男さんに「あれ~楽器やってんの?」言ってもらえて
    ミュージシャン同士の会話みたいになって「スタジオどこ?」
    「ライブハウスどこ?」ってしたの覚えてる

●ババアになった証拠

鬼奴:あたし結構最近
光浦:低音が得意で高音が苦手になるから
    あたし何度も言うけどさ、家庭科の授業で先生が言った
    一番あたしが心にしみたのは
    「歳をとると高い音が聞こえづらくなる。低い音が聞こえるようになります。
     だからあなたたちがお嫁に行った時、お姑さんの悪口を言う時は
     高い声で言いなさい」

清水:どんな学校だよ(笑)
光浦:あたしとっても心にしみて
清水:実際でもそうだもんね
光浦:モスキート音が、ね。聴こえない
鬼奴:だから今みたいな悪口(火事メシ会でミチコさんが肉を出さない)
光浦:奴サンノベスト暑クナイ?細カイ毛ガ飛ブヨ
鬼奴:もういわないで、ここのメーカーさんとかもあるから(笑)
清水:着ル人ガ着タラカワイイヤン

※料理美味しそうだった。男性芸人は食べる時にも上下関係があって
 奴さんが気がつかなくて先に食べたら、後で黒沢かずこに注意されたという話も。
 清水ミチコの小池百合子のモノマネ面白かった

●リアクション
鬼奴:リアクションの仕事、本当は全くやりたくないんです。
    痛い、熱い、高いところから飛び降りるのとか。冷たい水入れられるとか。   
光浦:ほんっとに嫌な顔する
鬼奴:寒中水泳とか森三中と一緒にやった時も、人数いっぱいいるし
    水しぶきもあるから気付かれないと思って入んなかった時とかある(笑)
光浦:貪欲に笑いを取りに行かない
鬼奴:出川さんとか見てるんですね。「入ってないじゃん」って。
    スタジオで見てる。すごいなと思った。
清水:あと恥ずかしがりやだから、ちょっとした芝居もすごいできないよね
光浦:プレゼント開けて「わ~ありがとう」が嘘に聞こえたらどうしようって
    一瞬入っちゃう、そうすっともう「ウソでしょ?」って
清水:中学のとき同級生にウケたネタで
   「都会のおばさんと田舎のおばさんの違い
   都会のおばさんにプレゼントあげました。
   「いや~これあたしすっごく欲しかったのどもありがとう。どうして知ってたの?
    どうしてどうして??うれし~」
   田舎のおばさんに渡しました。(無表情で)「いらん」
(笑)
鬼奴:なんでわかるんですか?親戚とか?
清水:親戚とか見てて都会のおばさんて何喜んでんだろって
光浦:田舎のおばさんって「こんなの作れる」って。

奴さんの夫は料理も皿洗いもしてくれる
布団の下にすのこを引いて寝る。夫婦喧嘩の原因が借金。
誰に返済してるかは不明。
清水ミチコ夫妻は別々に寝るというのはどっかで聞いたような。 

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