野球食Jr.と、親の期待
坊主が珍しく「野球食Jr.」を読んでいる。
昨年「野球食」を買ったのだが、小4にはあてはまらない部分も多かった。
「Jr.」は子供にも読みやすかったようだ。
学校へ行く時、菓子パンだけで済ませようとしていた日もあったが、きちんとおにぎり、サラダ等も食べるようになった。
巻末カラーのレシピ集や、「延長8回裏」までに分けた構成は、親子で読める。特に「親の期待を託された球児は、食べられなくなった」というエピソードは、これから先が長いのだから、時々は読み返したいページだ。
「親の期待」・・・時々ネットで少年野球のブログやサイトを見ていて思うこと。
低学年のうちから野球を始めた子が大半であろう。
その中に「レギュラーになれなかったらどうしよう」というプレッシャーを、先に親が感じて、却って子どもの負担になっている話が、結構ある。
せっかくもらった背番号を「宿題(勉強)やらないんなら返せ!」などと言って、野球そのものをやめさせる話とか。
なんか胸が痛いです。
家訓というか、方針なんでしょうから、あまり言いたくないんですが、低学年から4年生くらいまでは、子ども自身が野球を楽しむ、野球にようやく慣れる頃ではないかなと思います。
もちろんレギュラーは全選手の夢であり、あこがれですが、実際に練習の厳しさとか、野球の楽しさを体で感じているのは、親ではなく、子供本人なのです。親の責任でレギュラーになれないわけではない、と思うのですが。
もう少しのびのびと、子供の気持ち重視で野球ができないかな。