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2017.09.17

【抜粋】ボクらの時代 妻夫木聡×岸田繁×奥田民生

■奥田民生の五十肩、小走り、禁煙

奥田:自然になって、自然に治った。治ってないの?
岸田:多分大丈夫だと
奥田:40代でなる人はなるよね

 

岸田:走ったりしはります?
奥田:おれ走るの嫌い。自転車とかやるんすけど、でも小走りはするよ
岸田:必要に迫られてとかじゃなくて?
奥田:ちゃんと鍛えなきゃ
岸田:ジョギング的なね
奥田:こう、主婦が急ぐぐらいな速さで
岸田:颯爽と歩いてはる(笑)

妻夫木:タバコはやめたことあります?
奥田:1ヶ月
妻夫木:あ、結構やめましたね
奥田:ウソですね。その1ヶ月間は1日3本と決めて(笑)
妻夫木:それ全然やめてないじゃないですか
岸田:ストイックですよね
妻夫木:ストイックっていい方
奥田:広島市民球場、昔の。(2004年のライブ)やる前の1ヶ月を「よし、タバコやめてみよう。声が出るんじゃねえか」と。いや、やめるのは無理だ、3本。
岸田:それ守れたんですか?
奥田:3本並べといて
妻夫木:無理ですよそれは(笑)
奥田:葉巻結構好きで(笑)でもおかげで声は出たんですよ

■休日

妻夫木:お二人は、休みの日は何してるんですか
奥田:ぼーっとしてますよ。岸田はね、休みなんてないから
妻夫木:え、そうなんですか
岸田:なんかその境界線がね、わりとあいまいで。
奥田:俺は普段、あまり楽器を持たないんですよ。練習もそんなしないし。でも岸田みてると、なんか時間あったら弾いてたり、最近一緒にやってると、スケジュールを知る事になるからめっちゃ忙しいじゃんと思うんですよ。まだ俺のほうが空いてる気がするよ
妻夫木:前、一緒にイベントやらせていただいたとき、打ち合わせで集まった時に斉藤和義さんとか、僕以外の人みんなギター持って弾いてたんですよね
奥田:斉藤和義とか山崎まさよしみたいのは、ほんとにギターが好きで常に弾いてるんですよ。そういう現場に行くと、持ってないといけないムードにさせられる(笑)
妻夫木:そうだったんですか(笑)
奥田:その気にならないとどうとか言われるじゃん。で、つい持つ。みんな置けよ、と。
妻夫木:みんな弾いてるから一応ちょっと弾いてみる
奥田:それこそ「暇なとき何してるん」聞いたら「ギター弾いてる」奴が現れるからね
岸田:いや~僕はそこまでじゃない、はい。

■役者とミュージシャンの違い/バンドを始めたきっかけ

妻夫木:役者って、自分から動いて何か形になるパターンもあったりするんですけど基本受身になることが多くて、オファーもらってその仕事をやらせてもらうことが多いんですけど。僕の勝手なイメージなんですけど、ミュージシャンは自分から発さないと難しい
奥田:そう。ほんとに怠けもんはできないですよ。何が言いたいかわかる?自分からやらないと、ほっといたら何もしない。ねえ一応それなりにやってるんですけどね、俺も
妻夫木:いや、誰も疑ってはないですけど。奥田さんやってないって
奥田:なんかその、マイペースなんて言われるんすけど、そんなペースないから世の中に。

妻夫木:なんでバンドをやろうと思ったんですか
奥田:バンドが流行ってた。俺らの時代はバンドブーム。ブームの最初の頃ですし、それまでは不良が親に反抗されたりとかしてたんですね。上の世代の人は。俺らの世代はむしろ、バイク乗るぐらいだったらバンドせえ、ぐらいでしょ。親も。そっちのほうが安心みたいのもあって。

■親から言われたこと、学んだこと

岸田:僕は高校生からですね。
妻夫木:バンドやってることに特に反対はされなかったんですか
岸田:僕は弟が居るんで、弟は真面目に吹奏楽とかやってたんで、僕は割と放任なんですかね、もう大学の時にデビューしたんで。契約書だけ難しいから親に見せて、騙されたりとかせえへんかなみたいな。大丈夫ちゃうかみたいな、一応うちの会社の担当に聞いてみるけどみたいなそういうことはありましたけど(笑)ただおやじに「針金みたいにやりなさい」難しいこと言われて、何ですかそれはと聞いたら「柔軟に細く長く、硬くどこでも通れるぐらいの感じで」
奥田:ええこと言うなあ
岸田:それは多分自分も「すごくうまいこと言った」と思ってはると(笑)
奥田:親からはなにか言われた?

妻夫木:兄が昔ミュージシャンやってまして、兄貴も言われてたんですけど「お金もらう以上プロだから」ずっと言われてた。兄貴の姿とかおやじの言葉とかを目の当たりにしてきたので、安い給料でもお金もらう以上はプロだな、という意識はありましたけど両親から学んだことはありますか?
奥田:おふくろは俺より歌が上手いんですよ。俺が35ぐらいになった時に俺のほうがうまくなったかもしれんと思ったけど、抜き返されたぐらいの感じ
妻夫木:おかあさんは、歌が上手いのを実感されたりって、一緒にカラオケ行ったりするんですか?
奥田:しますよ
妻夫木:するんですか?面白いですね。ふたりで行ったりするんですか
奥田:二人きりではいかない
岸田:どんな歌をうたんですか
奥田:昔の演歌だったりするし、昔のポップスだったり。わりとなんでも。オヤジは声がでかかった。ほんとに、ありがとうございます。感謝してます。

岸田:親は二人ともでかいんですけど。川で魚とったり山入ったり、父はすごく好きなんですけd、もしかしたらほかの子がしてない体験を させてくれたのかも。あまりメジャーじゃない体験が、自分の音楽だったり、作るものに影響してると、それはすごく嬉しい。感謝してます(笑)
奥田:あまりベタなことをしたがらなかったですね。みんなと一緒のことが嫌だっていうのがもしかしたらあったのかもしれない
妻夫木:なにか、これやれってことはなかったんですか
奥田:うちはなかったですね。自由でしたよ。なんかやったら怒られるのはありました。大学は行かねえよっていった時も二人共「あっそう」東京に行くよ「あっそう」準備しちゃったよ「あっそう」(事務所の)契約書見ても何のこっちゃわからんから。五人組でしょ。みんなで1回メシ会みたいなことがあって、レコード会社の人と、メンバー、メンバーの両親で。みんななんかようわからん感じ。ベースの父さんそっくりやな(爆笑)エビの父ちゃんエビよりエビやで、言いながら(笑)
    
■ミュージシャンはどこからがプロなのか

奥田:お金貰えたらじゃないですか
岸田:たまに若いミュージシャンに「どうやったらプロになれるんですか」聞かれるんですけど、絶対答えられない。すごいなりたい人って、なんでプロになりたいのかなって理由がわからないままプロになりたいという思い込みが強い人。そうじゃなくて音楽好きで楽しくてやってる人たちの方が、先のことを計算して見越しているよりは、先まで道が照らされているような感覚はしますよね。僕らは競技じゃないんで、何かを争うとかじゃないから。ただその、自分との競争みたいな感じでストイックに追い込んでいったりするとろくなことが起こらないんで。
妻夫木:そういう時どうやって抜け出すんですか
岸田:根気よく仕上げたりとか
奥田;頑張れば頑張るほどダメなんで。努力したら報われるっていうことで曲とかできるわけじゃない。そこで一回放棄したり、忘れて酒を飲んだり。

岸田:奥田さんがデビューされた時って20代最後じゃないですか。その時既にベテラン感があった(笑)今と変わらない。だからみんななりたい。
奥田:セルフプロデュースですよ。解散するまでのバンドの仕事が忙しかった。レコーディングしたりツアーやったり、雑誌の取材、ラジオとか、ものすごい忙しい。だから解散したわけじゃないですけど。解散して1回ソロになったから、なるたけいっぱいの仕事の中から、楽なやつだけできればいいなと。写真撮られるのが大嫌いなんですよね、言ってみたり。実際嫌いなんですけど(笑)こういうキャラを打ち出そう、それで音楽だけできるようになればとちょっと考えたんですよ。効果的だったのかもしれないし。ほかにいなかったり。写真とか取材とか避けるようにしたらこうなりました。

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